【カルテット考察】宣伝下手?殺人犯?登場人物の狂気,サスペンス!面白い!
「大人の恋はやっかいだ」というキャッチフレーズの【カルテット】。豪華キャストの演技力と脚本の言葉の美しさが徐々に口コミで広がっていますが、視聴率は第2話で微減。
本当はサスペンスとしても面白い、【カルテット】公式HPのあらすじや宣伝はどうなのか?
内容は面白いのになぜ視聴率が下がってしまったのか?
【カルテット】のあらすじ、宣伝が下手なのは本当?【カルテット】を考察!本当の良さ、ぐっと引き込まれる内容とは?
早速見ていきましょう!
Contents
【カルテット】のあらすじ、宣伝が下手なのは本当?

まずは、公式HPの第1話のあらすじをみていきましょう!
【カルテット】第1話&第2話・公式HPのあらすじ
まずは第1話。
ある日、“偶然”出会った男女4人。
夢が叶わないまま、人生のピークにたどり着くことなく緩やかな下り坂の前で立ち止まっている者たちだ。そんな4人がカルテットを組み、軽井沢で共同生活を送ることになる。しかし、その“偶然”には、大きな秘密が隠されていた……。巻真紀(松たか子)は別府司(松田龍平)の運転で軽井沢の別荘へとやって来た。待っていたのは世吹すずめ(満島ひかり)と家森諭高(高橋一生)。東京のカラオケボックスで出会った4人は皆演奏者で、弦楽四重奏をやることになったのだ。ライブレストランで演奏しようという話になるが、その店では“余命9ヶ月”のピアニスト・ベンジャミン瀧田(イッセー尾形)がレギュラー演奏していた。そこで真紀は、突拍子もないことを言い出す。
つづいて、第2話のあらすじ。
真紀(松たか子)を監視するために、カルテットに加わったことが判明したすずめ(満島ひかり)。 依頼主である鏡子(もたいまさこ)に経過を報告に行くと、そもそもカラオケボックスほか二人がいたことにも、何か理由があったのではないかと疑問を持ちはじめる。
いつものように同僚の結衣(菊池亜希子)とカラオケに行った司(松田龍平)。 そこで結衣から、「私、多分結婚する」と聞かされる。突然の結婚報告に、戸惑いを感じる司。
さらに結衣は、結婚式の際には司らカルテットに演奏をしてほしいと依頼する。煮え切らないまま家に帰った司は、3人に結衣から依頼された話をする。
仕事の依頼でもあるのに、後ろむきな態度をとる司に疑問を持った諭高(高橋一生)は、「これは行間案件だ」と言って司を追及し始める。
つづいて、予告動画もみてみましょう!
【カルテット】第1話&第2話・予告動画
こちらも第1話から。
第2話もみてみましょう。
はい。
どうでしたでしょうか?
偶然集まった4人はそれぞれ嘘を抱えており、全員が片想い。
そんな4人のカルテット、そしてほのぼのとした共同生活…
あらすじや予告動画からわかるのは、大体こんなところでしょうか?
でもでも、これだけじゃ【カルテット】の良さが現れていないと思うんです!
わたし、怒っています。(勝手にw)
なんだか…もったいない。
こんなあらすじだけじゃ、全然伝わらない…!
エンディングも超かっこいい!
出演者が歌う!エンディング・主題歌についてはこちら↓

主題歌に隠された最終回の結末についてはこちら↓

それでは、私が思う第1話の【カルテット】の良さ、引き込まれる内容について次に書いてみます。
【カルテット考察①】それぞれの登場人物が孕む「不協和音」と「狂気」
今回カルテットを見て、まず感じたのが
「不協和音」。
それと、そこに隠れた「狂気」。
みんな大人だから、当たり前に分別を持っているように見えて、【カルテット】の主要な登場人物は皆多かれ少なかれ、「狂気」を隠してる。
「嘘」というと軽く聞こえるけど、それぞれの登場人物が隠しているのは私は「狂気」だと思う。
巻 真紀
感情に波があり、天然のような部分もあるが時に核心を突いた発言をする真紀。
真紀は義母に「息子を殺したのではないか」と疑いの目を向けられている。
人一倍臆病で、たまにメンバーに相談せず単独行動をする真紀。
殺人などできそうにない真紀が殺人を本当に犯しているのだとしたら…?
世吹 すずめ
真紀が殺人犯かもしれない。
それを知りながら笑顔で隣にいる、すずめ。
完全に、狂気ですよね。
すずめは働いていない様子、収入源は真紀の養母の依頼費だけなのか?
「帰る場所がない」という発言も…過去に何かあったのか…?
家森が好きだと言うすずめだが、別府が好きなのではないかという真紀の言葉に動揺。
すずめの本心はどこに…?
別府 司
別府は「偶然」何度か出会った真紀を好きになり、偶然を装って真紀に近づく。
そして「カルテットを組もう」と声をかける…
「ストーカー」と真紀に言われる別府。
そんな「執着心」はどこに向かうのか…?
家森 諭高
家森は女好きなチャラ男…に見えて、
「自分なりのルール」を人一倍大事にする。
大事にするというよりは、それを他人に押し付けるような節がある。
(名前の漢字もそんなイメージ…考えすぎ?w)
強すぎるこだわりが行きつく先は…?
そして彼は1話でも2話でもガラの悪そうな男たちに追われている。
彼が隠しているものとは…?
その他の登場人物
「最後に裏切ってもらえればいい」と言う依頼人である養母の狂気も恐ろしい。
「常に目が笑っていない」という来杉 有朱も狂気をはらんでいる。
こういった登場人物みなに見られる「狂気」が怖い。
無邪気にはしゃいでいるときも、演奏をしているときも、その狂気はついて回る。
美しい演奏なのにどこか恐ろしい。
それは登場人物たちが発する「不協和音」のせいではないでしょうか。
「得体のしれないもの」に人は狂気を感じ、恐ろしさを感じます。
この得体のしれない恐ろしさは、これから解かれていくのでしょうか…?
【カルテット考察②】言葉やセリフが視聴者に刺さる、残る
【カルテット】を見ていて、「ああ、言葉が美しいなあ」と感じることが多々ありました。
なんだかわからないけど、心に残る言葉遣いも。
カルテットの名言考察、まとめ♡↓

私が文学部出身だから言葉について気になるだけかな、と最初は思いましたが、皆さん感じていらっしゃるようなので共有です。
https://twitter.com/masamasaringo/status/821505513363865600
「夫さん」なんて言い方、あんまりしない。
だから最初は違和感として残る。
なのに、だんだんそれが心地よくなってくる。
ああ、これでいいんだ…って。不思議。
言葉が突き刺さるなぁ
これ何度も観ちゃうな、1話だけでも、物凄く深いな。
みんな、嘘つきだけど
みんな、正直者なんだなと思った。#カルテット pic.twitter.com/kozFwVbbQK— ひろちく (@gdcoollips) 2017年1月17日
【カルテット】のあらすじ、宣伝が下手なのは本当?まとめ・総括
ここまで、【カルテット】の宣伝が下手?というテーマについて、好き勝手持論を述べさせていただきましたが、まとめます。
既に周知されている【カルテット】の良さ
●出演者の高い演技力
●大人の恋の複雑さ、煩わしさ
●「カルテット(四重奏)」を組む上での難しさ(人間関係、音楽)
もっと押し出してほしいカルテットの良さ
●サスペンスとしての【カルテット】
●言葉遊びの巧みさ、言葉選びの美しさ
ただの「大人の共同生活」というように捉えられてほしくないんです><
【カルテット】は「大人のテラスハウス」のような面だけじゃないんです!!
もっと登場人物の思惑が複雑に絡み合って、ミステリーかつサスペンス!
恋愛のドキドキハラハラだけじゃないんです!
#カルテット 後半の別荘での4人。言葉のナイフで少しずつ、けれど深く突き刺して嘘を剥ぎ取ろうとするような、ヒリヒリした会話の応酬に背筋が寒くなった。全部剥ぎ取られたら見えてくるのは狂気なのか哀しみなのか。登場人物達に得体の知れない怖さがあって、まだ気持ち悪い(褒めてる
— さつき(ドラマ感想) (@satsuki_h_0129) January 17, 2017
まさに、これです。
切なくてつらい、怖い、恐ろしい、
なのに先が見たい…
そんなドラマ。
本当に面白い、深い!
だからこそ、いろんな方に見ていただきたい…!
と熱く語ってしまいましたが、共感していただける方がいらっしゃるならうれしいです^^*
そんな大注目の【カルテット】の狂気の行きつく先は…?
有朱の狂気があらわに!あだ名の意味&狂気考察はこちら↓

主題歌と最終回結末の関係についてはこちら↓

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それではまた♪
出典:カルテット公式HP